現状維持は後退である!バイアスを外して衰退から抜け出す方法!
こんにちは、すずみです。
今回は現状維持は後退であるということについて、
いろいろとお話していきたいと思います。
「現状維持では後退するばかりである」という、
ウォルト・ディズニーの名言もありますよね。
また人間は現状維持バイアスという、
変化を恐れる心理になりやすい生き物でもあります。
そういった状態から抜け出す方法など、
様々な観点でお話していきますね。
まずは以下の動画にてお話しているのでご覧ください。
目次
なぜ、現状維持は後退なのか?
まず現状維持とは言葉だけの意味をとるなら、
プラスもマイナスもない状態ですよね。
ただ、実際は現状維持をしようとしていると、
逆に後退していってしまいます。
これはなぜかというと、時間は常に流れているわけで、
周りの状況や人なども目まぐるしく変化しているからです。
特に今の時代は物凄く変化が激しい状況なので、
現状維持ぐらいの努力や意識では追いつくことができません。
例えばですが、仕事で今現在上手くいっているシステムや
流れなどあったとしたら、それを継続するのは当たり前ですよね。
上手くいってるのだから変更する必要はないと思うかもしれませんが、
これは間違いではないですが、正しくもありません。
なぜ正しくないのかというと、いま上手くいってることも、
半年後、1年後は上手くいくとは限らないからです。
しかも、今は様々な情報が普及していることもあり、
仕事に限らずどんなことでも変化が非常に早いです。
飲食店で言えば日本のマクドナルドの安ければ売れるとか、
牛丼とかも低価格競争の時代は気づけば終わっていましたよね。
昔はずっと同じままで利益が上がり続けていましたが、
今は常に変化にあわせて対応していかないと衰退していくわけです。
この時代の流れに追いつこうと思ったら、
現状維持なんて言ってられないわけで、
常に進化するぐらいの意識を持たなければいけません。
成功しているときや上手くいってるときこそ、
浮かれずに常にもっと上を目指す意識を持って、
進化し続けることが大事なんです。
(関連:仕事で目標を叶える計画とスケジュールの立て方!苦手も克服できる!)
現状維持バイアスの意味と抜け出す方法!
まず現状維持バイアスって言葉自体が、
あまり聞くことのないものですよね。
これは未知なものや未体験のこと受け入れなかったり、
大きな状況変化が起こらない限りは現状を維持しようとすることです。
基本的には人間は変化を恐れる生き物であり、
これは原始時代からの遺伝子情報が残ってるからだとか。
昔は変化をするということは死と直結していたので、
変わらなければいけない状況に追い込まれないと、
無意識的に避けていると言われています。
ただ、先ほども言ったように、それでは時代に追いていかれて、
何もかも上手くいかないようになるかもしれません。
また、やりたい事や目指したい場所があって、
変わりたいと思っているのにどうしても怠けてしまう。
そんな人も多いのかなと思います。
そこでこの状態から抜け出す方法を解説していきます。
1.現状をしっかりと把握する
現状維持から抜け出すためには、
そもそも自分がどんな環境にいるのかを、
しっかりと把握しておくことが大事です。
自分の中のどんな部分をどう変えていきたいのか。
そのためには普段はあまり意識しないことを、
しっかりと自分の中で把握しなければいけません。
例えばですが仕事は上手くいってるのかとか、
恋愛はどうなのか、家族の仲は良いのか、
お金に余裕はあるのかとかですね。
あとは自分の目標や夢に向かって進めているのか。
(関連:夢ノートの5つの書き方と作り方!正しい方法で目標を叶えるコツ!)
こういった状況をしっかりと思い返してみてください。
たぶん、すべてが思うようにいってる人はほとんどいないし、
現実を見ると辛い部分もあるので考えないようにしてることも
人によってはあるのかなと思います。
でも、そこから抜け出すにはすべてを把握して、
曖昧なものにせずに意識しなければいけません。
そうすることで、自分がどう変わりたいのかが、
ハッキリとわかるようになります。
2.自分計画表を作る
どう変わりたいのかイメージ出来たら、
それをさらに具体化するための計画表を作りましょう。
これを「自分計画表」と勝手に呼んでいますが、
自分の現状とどう変化したいのかを紙に書き込みます。
パソコンで作成してもいいのですが、
必ず毎日見れるように印刷して紙にしておきましょう。
毎日簡単に見れるようにするのが大事になります。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、
どう変化したいのまで書き込んだら、
さらに具体化していきます。
どう具体化するのかというと、
現状から理想の自分に変わるためには、
何が足りなくて、何が必要なのか。
お金、資格、スキル、経験など必要なものを書き込んで、
さらに自分計画表を具体性のあるものにしていきます。
物によってはその必要なものを得るために、
さらにどうしていけばいいのか書く必要があります。
お金が必要なら節約して貯めるとか、
資格なら勉強する必要がありますよね。
こういったとこまで細かく具体的にイメージして、
自分計画表を作成していきましょう。
3.言葉にする
最後にモチベーションを維持して、
行動力を増す方法になります。
いくら計画表を作ったとしても、
行動しなければ何も始まりません。
最初はやる気があったとしても、
次第にモチベーションは下がるものです。
その際に諦めてしまわないように、
どうすればいいのか。
それは計画表で決めたことを言葉にすることです。
「自分はこれをやりたい。こうなりたい」など、
実際に言葉にすることで、言霊となり力となります。
(関連:言霊という言葉の力と効果を知ることで人生が豊かになり成功する!)
言葉にすることでなんだか自然とやる気が上がっていき、
次第に習慣となってやることが当たり前になってきます。
また自分の周りの人にも言うことで、
逃げられない状況を作ることもできます。
周りの人に言ったからには簡単には諦められなくなり、
さらに必要なものを得る際に協力してくれるかもしれません。
言葉の力は自分が思っているよりも強力で、
自分も周りも巻き込んでいく力があります。
ぜひとも活用してみてください。
現状に満足してはいけない理由とは?
最後になりますが、もし自分の理想を手に入れて、
現状維持から抜け出し変化を出来たとしても満足しないでください。
満足というのは一見すると良いことのように思えますが、
満足した時点で人はその先を目指すことを止めてしまいます。
そうなってしまえば、いずれはまた後退して衰退してしまいます。
(関連:現状維持は後退である!バイアスを外して衰退から抜け出す方法!
時間が流れ続ける限りは、常に現状に満足することなく、
進化し続けることが大事なわけです。
また、人は満足してしまうと大きなエネルギーを使うので、
行動力は著しく下がってしまいます。
燃え尽き症候群なんて言葉もありますが、
あれは自分の今ある状況に満足して起こるものです。
やるだけやりきったと思い込んでしまうと、
次へのステップを踏むエネルギーがなくなってしまうのです。
もちろん、何かを達成したときはお祝いをするとか、
自分にご褒美として何か特別なことをするのは良いことです。
やっぱり、常に変化し続けることは辛いですし、
達成した先には何か良いことがないと続けられません。
ただ、それで100%満足してはいけないということです。
よく腹八分目が健康なども含めて1番良いとされていますが、
満足も八分目ぐらいに抑えて、また次に進む意識が必要なわけです。
何か達成した際には一時的にはご褒美や休息も必要ですが、
そこでエネルギーを充填して次に進んでいきましょう。
ではでは、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
またこのブログでお会いしましょう。