追えば逃げるお金と追えば近づく時間の価値は?
~目次~
第1章 小説家デビューからの挫折と気ままな暮らしを手に入れるまでの軌跡!
第2章 自分らしく生きる旅路の始まり~そして芸能界へ~
第3章 本当は怖い就職至上主義~鬼怒川の中心で就職決別を叫ぶ~
第4章 追えば逃げるお金と追えば近づく時間の価値は? ←現在ここ
第5章 夢の作家デビューと挫折物語
こんにちは、すずみです。
今日は第4章ということで、
私が家庭教師をしていた頃の話をします。
まずは以下の動画にてお話しているのでご覧ください。
お金を大切にしてはいけない本当の理由とは?
第1章でもお話しましたが、
大学時代に就職決別宣言をしました。
そこで私は大学卒業と共にもれなくニートに!?
まあさすがにお金が尽きてしまうので、
すぐにアルバイトを始めることにしました。
大学時代にもいろいろとバイトをしていましたが、
今回は初ニートということで、何か今までにしたことない
バイトはないものかとネット探していたところ発見したのが・・
「家庭教師」募集のページ。
今まで一度も家庭教師はやったことがなかったので、
まさかの大学を卒業してからの家庭教師。
「あれ?家庭教師って大学在学中だけじゃないの?」という
疑問はあったものの、気にせずに衝撃だらけの面接へいざ。
と、これを話す前に少しだけ大事な話をします。
それは時間の大切さです。
私は今のように自分らしく人生を楽しみながら
収入も得られるようになるまでには、
一般的に見れば無駄と思われる時間をかなり過ごしました。
実際にはそこから得た経験が活かされているので、
無駄ではないのですが、就職もせずに呑気にバイト。
普通は会社に就職して職歴を付けながら、
出世を目指すか、ある程度のところで転職して、
さらに上を目指すとかそんな感じですよね。
では、どうしてバイトはダメで、
なぜ就職しないといけないのか。
この理由の大きな部分は将来の収入の差ですね。
あとは年金とか保険とかもろもろ含めたものですね。
ただ1番大きな所はお金を大きく稼げるかどうかですよね。
金、金、金。
いや、お金は確かに物凄く大事なんですが、
それよりももっと大事なものがあります。
「よーく考えよう~、お金は大事だよ~」という
某CMにあったような気がします(笑)
それだけ大事だと思われるお金ですが、
これを得ようと思ったらお金を大事にしてはいけません。
なぜかというと、お金ほど不平等なものはなく、
ない人はとことんないし、ある人はとことんある。
簡単に言ってしまえば、サラリーマンで一生で稼ぐ金額を
1年で稼いでいしまう人が世の中にはいっぱいいるということです。
そんなもともと不平等なものに執着してしまうと、
本質的な部分が見えなくなってしまいます。
冗談とかではなく、お金は追えば逃げるんです。
わかりやすく言えば、すでに稼いでいる人たちに
お金への執着心を上手く利用されて搾取されるということです。
追えば追うほど、その心理を上手く利用されて、
どんどん搾取される負の連鎖が起こってしまいます。
本当に大事なのはお金を得ることができるだけの
価値を提供できる自分だということです。
限られた時間の中で本当に追うべきものとは?
では、そんな価値を提供できるようになるためには
お金ではなく時間を大切にしなければいけません。
人の寿命は限られていますから、
時間だけは誰もが平等です。
例えお金を積んだとしても寿命が多少伸びるぐらいですね。
しかも、年を取れば取るほど、
自分ができることは絞られていきます。
肉体的にも精神的にもですね。
それならばできるだけ若いうちに時間を有効活用して、
収入を増やす道を模索したほうがいいですよね。
人間の一生は本当にやりたいことをしようと思ったら
かなり短いので、ぼやぼやしている場合ではありません。
それこそ本気で時間を一分一秒も無駄にしなければ、
サラリーマンの稼ぐ一生分を1年で稼げるように
なるかもしれません。
少なくても普通に働くよりも
お金を稼ぐことは難しいことではありません。
私ももっと早くからいろいろと
やってれば良かったと心底思います。
ただでさえ短い人生なのだから、
自分らしくやりたいことをしながら、
存分に楽しみたいじゃないですか。
限られた時間の中で自分には何ができるのか。
そう思うと貴重な時間を今の会社に労働力として渡して、
我慢し続けて給料も安くて、好きなこともできなくてで
本当にいいのでしょうか?
本当に追うべきものはお金ではなく、
どれだけ時間を無駄にせずに追うかなんです。
時間価値を知ってどう使うかで将来が決まる!
では、ここで私が家庭教師をしていた頃の話に戻します。
いざ面接会場に行くと同じように何人もの人がいて、
面接はせずにすぐに国語、数学、英語の試験が始まりました。
ただそこまで難しい問題ではなかったので、
試験を受けた後にその場で採点が始まるという展開。
しばらく面接会場で待っていると、
1人ずつ呼ばれて個別の部屋へ。
すると、面接官は面接などほぼせずに
「さっそくですが生徒を受け持って頂きたいです」
とその場で言われました。
私の心のなかは完全に「なんだこれ?大丈夫か?」です。
そこで受け持つ生徒の情報などを伝えられて、
半ば強引に生徒をその場で決めて終了。
ここまでが家庭教師なるまでの課程ですが、
こんな適当に決めていいのか。。。
そんな感想を持ちつつ、家庭教師を始めました。
ちなみに家庭教師を仲介しているとこに在籍して、
そこから紹介されるというシステムなんですが、
その仲介している会社は某有名な場所です。
そこからわけも分からずに急に始まり、
そこで生徒から認められなければ、
チェンジ制度があるのでクビになることも。
いろいろとあり得ないシステムだったのですが、
その中で1番あり得ないと思ったのが時給です。
家庭教師は一般的に時給は高い方で、
私も2000円以上貰っていましたが、
実際に生徒側が払っているのは、時給の倍の額です。
つまりは仲介している会社と実際に教える家庭教師の取り分は
50%ずつということになります。
ちなみにこれは生徒の親から聞いた金額であり、
50%も仲介している場所に取られていることは
家庭教師側には伝えられていません。
つまり、仲介している会社はほぼ何もせずに、
膨大な収入を得ているわけです。
いちおうすべてを上手く回すための環境は整えていますが、
それにしたって何千人もの家庭教師からほぼ何もせずに
ただでさえ高い時給分の給料と同じだけ入ると考えたら・・。
ほぼボッタクリに近い勢いで利益が出てますね。
ここで話を時間の大切さに戻しますが、
お金よりも時間を大切にしたほうが良いと言いました。
では、具体的に時間をどう使っていくのか。
1.まず労働力をお金に換えることの脱却です。
2.その次に知識をお金に換えるための方法を学ぶこと。
3.最終的には自分の時間を使わずにシステム化していくこと。
ちなみに家庭教師の仲介業というのは、
当時はボッタクリと思いましたが、
今考えてみると凄いシステムだと思います。
ただでさえ高級な家庭教師の時給を自分の時間を使わずに
50%も得ることができるのですから。
1度こういうシステムを作ってしまえば、
環境整備さえしていれば何もせずに、
莫大な利益が出ますからね。
自分の時間は限られていて増やすことはできないのであれば、
他の人の時間を活用していくという結果にたどり着くわけです。
でも、そんな凄いシステムなんて作れないと思うかもしれませんが、
個人でも規模は小さくなりますが、作ることはできます。
ただ個人の場合は最初は知識をお金に換える方法を学び、
それを次第にシステムとして構築していくことになります。
ここは当然ながらビジネスの原則や文章力など、
いろいろと学ばなければいけません。
そして世の中のお金持ちと言われる人たちは
ほぼこういう人の時間を活用して、
利益を出すシステムを作り出しています。
そういった人たちに時間を搾り取られているのは
もう言わなくてもわかると思います。
自分の価値は自分で上げていかなければ、
本来持っているはずの価値よりも大幅に低い価値で
上手く使われてしまいます。
あなたは貴重な時間を使われる側と
使う側のどちらになりたいですか?
最後にもう一度だけ言います。
時間はお金よりも大事であり、
それをどう使うかで将来が決まります。
では、今日はここまでにしたいと思います。
次回は「夢の作家デビューと挫折物語」です。
⇒ 夢の作家デビューと挫折物語