倒置法の意味と使い方!具体例文を上げて効果も作家が解説!
こんにちは、すずみです。
今回は倒置法の意味と使い方についてです。
倒置法という言葉はなんとなく聞いたこともあるかもしれませんが、
実際にどんなものなのか詳しくわからないという人も多いですよね。
倒置法とは文章中の言葉を普通の順序とは逆にして、
語勢を強くしたり、言葉に強い印象を与える表現技法です。
倒置法を上手く活用できるようになると、
文章に自分の色を付けることもできます。
こういった表現技法の使い方は人によって癖があるので、
それがオリジナリティとなって魅力的な文章になります。
ただ、言葉を普通の順序とは逆にするといっても、
なかなかイメージがつきませんよね。
そこで今回は倒置法の意味と使い方を
具体例文を上げながら効果なども含めて解説します。
まずは以下の動画にてお話しているのでご覧ください。
倒置法の意味と使い方!
まずは倒置法の意味と使い方についてですね。
倒置法とは文章の言葉の通常の流れとは
逆にして入れ替えるものです。
例えばですが、「勝つまで絶対に止めない」という文章なら、
「絶対に止めない、勝つまでは!」というように言葉を逆に入れ替えます。
他にも「君と夢のような時間を過ごした」という文章なら、
「夢のような時間を過ごした、君と」となります。
これは連発したり、使いどころを間違えると文章に違和感を与えてしまいますが、
上手く活用すれば言葉に印象的な余韻や強さを与えることができます。
通常の文章とは余韻が違うということもあり、
リズムを変えることもできます。
文章のリズムを変えるには体言止めなどもありますが、
合わせて使っていければ文章に魅力が出てきます。
文章は単調になるとどうしても飽きられてしまうので、
こういった表現技法は使えるようになると、
飽きさせずに読んでもらえるようにもなりますね。
ブログやメルマガなど文章を最後まで読んでもらうために、
こういった表現技法は使いこなせるようになっていくといいですね。
倒置法の具体例文
倒置法は上手く活用すれば効果はありますが、
使い方を間違えればリズムが悪くなったり、
文章に違和感を覚えるなどデメリットもあります。
そこで実際にいくつか具体例分を上げながら解説していきます。
「昨年は箱根に紅葉を見に行きました。
周りに広がる景色は赤と黄色に包まれて幻想的な空間でした。
その光景は今でも忘れることができません。」
この文章に倒置法を使うと以下のようになります。
「昨年は箱根に紅葉を見に行きました。
周りに広がる景色は赤と黄色に包まれて幻想的な空間でした。
今でも忘れることができません、その光景は!」
周りに広がる景色は赤と黄色に包まれて幻想的な空間でした。
その光景は今でも忘れることができません。」
この文章に倒置法を使うと以下のようになります。
「昨年は箱根に紅葉を見に行きました。
周りに広がる景色は赤と黄色に包まれて幻想的な空間でした。
今でも忘れることができません、その光景は!」
最後の部分を通常とは逆にしただけですが、
だいぶ印象が変わりますよね。
このように強調したい部分を倒置法を活用すると、
強い印象を与えることができます。
さらに、もう1つ具体的な例文を上げていきますね。
「今年の夏は友達と旅行で神戸に行ってきました。
神戸で見た夜景は街全体が輝いているようでした。
また、近くにある有馬温泉は旅の疲れを癒せて最高でした。
久しぶりに友達と行った旅行はずっと忘れない思い出です。」
これを倒置法を使っていくと以下になります。
「今年の夏は友達と旅行で神戸に行ってきました。
街全体が輝いていた、神戸の夜景。
また、近くにある有馬温泉は旅の疲れを癒せて最高でした。
久しぶりに友達と行った旅行での思い出はずっと忘れない。」
神戸で見た夜景は街全体が輝いているようでした。
また、近くにある有馬温泉は旅の疲れを癒せて最高でした。
久しぶりに友達と行った旅行はずっと忘れない思い出です。」
これを倒置法を使っていくと以下になります。
「今年の夏は友達と旅行で神戸に行ってきました。
街全体が輝いていた、神戸の夜景。
また、近くにある有馬温泉は旅の疲れを癒せて最高でした。
久しぶりに友達と行った旅行での思い出はずっと忘れない。」
このように文章のリズムを変えるためにも使えますし、
言葉の印象を強めたい部分で使うのも効果的です。
文章は同じリズムが続くと飽きられるので、
変化を与えて飽きられないようにすることもできます。
倒置法の注意点とは?
ここからは倒置法の注意点について解説していきます。
基本的には倒置法は感情の文章で使うもので、
客観的な文章には向いていません。
客観的な文章で急に倒置法を使ってしまうと、
逆に不自然な感じになってしまうこともあります。
また、倒置法は言葉を強調したい場合に使うものなので、
特に強調する必要がないのに使っている人もいますね。
強調する部分にも意味を持たせないといけないので、
そういったことを理解して上手く活用していきましょう。
こういった表現技法はメリットばかりではなく、
使い方次第ではデメリットもあるということを知って、
最初のうちは違和感がないかどうか確認するといいですね。
最初はなかなか使いこなすのは難しいですが、
推敲などもして経験を重ねていけば、
リズム感と印象を与える文章も書けるようになります。
ぜひ、倒置法を使える場面があったら、
試しにでも活用してみてください。
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