自己実現欲求の意味と理論を具体例を上げて解説!仕事での活用法も!

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こんにちは、すずみです。

今回は自己実現欲求の意味と理論についてです。

自己実現という言葉はなんとなく聞いたことあるけど、
意味とかはよくわからないという人も多いのかなと思います。

就職活動とか転職活動をする際には
履歴書や面接などで使ったりもしますよね。

ちなみに自己実現とは物凄く簡単に言うとしたら、
自分らしく生きるということですね。


自分らしく生きるということ自体が曖昧なもので、
どうやったら自分らしく生きれるのだろうかと、
悩んでいる人も多いですね。

自己啓発の本とかセミナーでもこういった部分は語られていて、
そういった影響で仕事をしているのに辞めてしまって、
自分探しの旅に出るという方もいます。

そこで今回は自己実現欲求の意味と理論から、
仕事なども含めてどう活かしていけばいいのかなど、
悩んでいる人に向けて総合的な情報を解説していきます。

まずは以下の動画にてお話しているのでご覧ください。


自己実現欲求の意味や理論とは?


自己実現とは自分らしく生きることだと言いましたが、
この欲求は誰しもが常に持っているものではありません。

自己実現欲求を語る上で外せないのが
アメリカの心理学者であるマズローが提唱したものです。

マズローは人間の欲求を5段階の階層で理論化していて、
その中の1つに自己実現欲求があります。

ちなみにマズローの提唱した5つの欲求とは以下です。

1.生存欲求(人が生きていくために最低限必要な睡眠欲、食欲、性欲)
2.安全欲求(安定した住居や生活がしたいというもの)
3.社会的欲求(人と関わり接したい。どこかに所属したいというもの)
4.承認欲求(誰かに認められたい。尊重されたいというもの)
5.自己実現欲求(自分らしい、自分にしかできない生活をしたい)


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(画像出典:http://www.futoukou-sos.com/maslow5needs/)

この欲求は下から満たされると上にいくというもので、
段々とステップアップしていく感じですね。

生きるための生存欲求を満たすと、次は安全を求めるようになり、
次は人との関わりや接点持ちたいという社会的欲求を持ちます。

そして、次の段階で人に認められたいと思うようになり、
最後に自分らしく生きたいという欲求を持つわけです。


ただし、これはあくまでもマズローが提唱したものであり、
みんながみんな下から順番に欲求を満たしていくわけではありません。

例えば、作家、画家、音楽家などクリエイティブな人は
生活を顧みず自己実現を目指す人も多いですね。

でも、少なくとも自己実現欲求はある程度は生活が保障されていないと、
なかなか持つことができないものでもあります。

自己実現で悩むというのは贅沢な悩みとも言えますが、
日本ではある程度の生活は保障されているので、
こういった悩みを持つ人も多いですね。

自己実現欲求のメリットとデメリットを解説!


自己実現を目指すことは人生において大事なことです。

自己実現のメリットとしては人生が充実しますし、
最終的に自分らしく生きる道を模索していくことで、
やりがいを持って生きることができます。


お金を稼いでも人生がつまらないという人もいますし、
自己実現を目指すことで幸せというものを
掴むことができるかもしれません。

しかし、デメリットも当然ながらあります。

それは自分らしく生きるという曖昧なものを目指すので、
答えのない悩みを持つことになります。

自分らしく生きるということに正解はないので、
常に考えながら悩みながら進むことになります。

もちろん、それがモチベーションを高めたり、
充実することにも繋がりますが、
それと同時に悩みも増えるということです。

また、自分が好きなことをするということを
仕事に繋げると稼げないこともあります。

すでに、お金に余裕のある人が目指す分には問題ないですが、
そうではない場合に一気に自己実現を目指すと苦労することがあります。

特に芸術系の分野で目指してしまうと、
金銭的にずっと苦労することもあります。

今まで普通に仕事をしていた人が急に自己実現に目覚めて、
仕事を辞めて後々後悔するというパターンも多々ありますからね。

そういった部分でメリット、デメリットはあります。

しかし、生きているからには自分らしく充実した時間を
過ごすというのは他には替えの効かない大きなメリットです。


個人的には自己実現は目指していくべきものだと思います。

仕事で自己実現を目指すのは間違い?求めるべき?


自己実現は就活や転職などでよく用いられる言葉でもあります。

履歴書だったり、面接などで「仕事を通しての自己実現~」といった、
言葉を使うのは今では一般的でもありますよね。

ただ、自分が経営者ならば自己実現を目指すのは何も問題ないですが、
雇われる側としてそれを目指すのはどうなのかということも言われています。

仕事で求められるのは自分らしさよりも、
会社側が求めることを実現しろってことですね。

要は言い方は悪くなってしまいますが、
会社の利益を優先しろってことです。

仕事とは他人が求めるものを提供することで、
対価としてお金をもらうものです。


これが仕事で自己実現を目指すとなると、
他人ではなく自分を優先して考えるようになり、
仕事においての優先順位が間違っているということですね。

「仕事に夢を持つな」「現実をしっかりと見ろ」とか、
そんなことを言われたことがある人もいると思います。

仕事以外の趣味とか、空いている時間を使って、
自己実現をすればいいとかも言われますね。

ただし、仕事をしている時間は人生において大部分を占めることで、
ちょっと大げさですが仕事とは人生とも呼べるものです。

特に男性の場合は定年まで仕事をする場合が多いので、
まさに人生そのものと言えるかもしれません。

だからこそ、仕事に自己実現を求めることは必要だと考えています。

確かに仕事は会社の理念だったり、自分の意志とは関係なく、
他者のために価値提供をして対価をもらうものです。

きちんと会社側が求める結果を出すことは必須ですが、
その過程の中には自分らしさを出すことはできます。


どういう考えで、どういうアプローチのもと、
求められる結果を出すのかは1人1人違います。

自分の好きなことを仕事にすることだけが自己実現だけではなく、
考え方次第で変わっていくということです。


仕事が充実していなくてつまらないとうことは、
人生がつまらないということにも繋がります。

それによりモチベーションも下がってしまえば、
結局は仕事で結果を出すことは難しくなります。

だからこそ、現状置かれている状況の中で、
考え方や視点を変えてみたりして、
自己実現を目指すことは大事
なことです。

それにより求められる結果も良いものになる可能性もありますし、
仕事が面白いと感じられたり、人生も楽しくなるかもしれません。

1番ダメなことは考えることを放棄することです。

私としては仕事にこそ自己実現を求めることで、
結果的には大きな価値を提供できると思っています。


それは会社にとっても利益に繋がるものです。

もちろん、自己中心的な考えだけではダメですが、
上手く折り合いをつけながら自分らしさをどうやって出すのかを、
常に考えながら仕事に活かしていくといいかなと個人的には思います。

ではでは、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。

またこのブログでお会いしましょう。

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